季節のイベント
さくらんぼ収穫体験に行ってきました!

2015年7月3日
「旬のさくらんぼ収穫体験と山寺訪れる会」(主催:NPO法人 食といのちのお結び隊)にて、山形県東根市の阿部果樹園さんにご協力をいただき、さくらんぼ収穫体験をさせていただきました。
阿部果樹園さんへ
阿部果樹園さんへ到着すると、綺麗に箱詰めされ出荷を待つさくらんぼが並んでいました。
今年のさくらんぼは花の時期から10日ほど早く、収穫はすっかり落ち着いているとのこと。
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着いて早々ですが、まずはさくらんぼを試食させていただきました。
「紅てまり」は味が濃く、甘さと酸味のバランスが絶妙!
比較的新しい品種で、作っているところがあまりないそうです。
「紅秀峰」はびっくりするくらい甘い!
佐藤錦と天香錦をかけあわせてできた品種で、佐藤錦の収穫が終わった後に収穫が始まる晩生種とのこと。
「南陽」は酸味が少なく、程よい甘みがとってもさわやか!
いくらでも食べられそうです。(注:さくらんぼにはソルビトールが多く含まれるため、便秘解消にとても効果があります。食べ過ぎにはくれぐれもご注意を……)
美味しいさくらんぼづくりのために
上の写真をご覧下さい。
さくらんぼの木の上にビニールテントがかけられているのが見えるでしょうか。
実ったさくらんぼに雨は大敵!さくらんぼの実に雨が当たると割れてしまうのです。
阿部果樹園の阿部巌さんは、そんなさくらんぼに開閉式ビニールテントをかけようと考案した方。 当初は他のさくらんぼ農家さんから「なにやってんだ」と言われたそうですが、今そのビニールをしていない所はありません!
また、阿部さんは「おいしいさくらんぼを作るにはまずは土から」と減農薬にも取り組んでいます。除草剤を使用しないため、ご覧の通り足元は草がボーボー。
雑草も元気に育つこの土から、美味しいさくらんぼが育っていきます。
ちなみに写真の木は「ナポレオン」という品種です。
酸味が強いため缶詰に加工されることが多いそうですが、そのまま食べても美味しいですよ!
さくらんぼ収穫体験
試食が一段落したところで、いよいよさくらんぼ狩りへ!
さくらんぼ収穫体験のために収穫せずに残していただいている木があるとのことで、阿部さんが案内してくださいました。
皆さんさくらんぼに夢中で、食べたり写真を撮ったりと大忙し。
収穫中の写真は皆さんほとんど後ろ姿でした(笑)
↓こちらの写真、まるでぶどうみたいですがさくらんぼです!
「さくらんぼってこんなふうに生るんだ~!」と驚きの声が上がっていました。(こちらの品種は「紅てまり」です)
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最後は阿部さんと記念撮影。
阿部果樹園の皆様、ありがとうございました!
続いて観光へ
さくらんぼを堪能したところで、奥の細道で有名な山寺「立石寺」へ観光へ行きました。
約1000段もの石段を汗だくになりながら登っていきます。
途中ですれ違う方々から「お疲れ様です」「あとちょっと頑張って!」と励まされ
ようやくたどり着いた奥の院!
お参りをしたら、少し戻って分かれ道を登り五大堂へ。
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五大堂からは素晴らしい景色を堪能できます!
……が、撮影者は高所恐怖症の為これ以上近づけませんでした(汗)
気になる方はぜひ実際に登ってご覧ください!
NPO法人食といのちのお結び隊では毎年さくらんぼ収穫ツアーを実施しています。
皆さんも是非ご参加下さい!(お問い合わせは事務局03-6721-9122まで)
2016年、2017年さくらんぼ収穫ツアーの模様